オンナの一生は受難の連続
だからこそ女性が健康、元気で賢く、さらに美しければ社会の未来はきっと明るい
女性が人生を楽しむための情報発信サイト、Life of Woman

オンナのはじまり

10代で迎えた生理は、その後閉経するまでの約40年間、多くの女性の悩みの種に。
月に一度の出血の処理だけでも面倒なのに、さらに生理痛が重いのに加え、生理前に「なんとなく調子が悪い…」(PMS)なんてことも。
望まない妊娠で身体的・精神的な負担が大きいのはどうしたって女性です。
20代、結婚で姓を変え、その手続きに追われるのも95%が女性。
妊娠しながらどうやって働き続けるのか。どんなに環境が整っても、パートナーが優しくても、最終的に決断を下しその選択に責任を持つのは女性自身。
そして産後、女性の人生は大きく変化します。ホルモンバランスの乱れで不調を感じながらも、生まれ落ちた目の前の小さな命に献身的に尽くします。
「産後」とは出産直後から子供が成人するまではもちろん、その後もずっとつづく、ながいながい道のり。
妻、母、仕事…いくつもの顔を使いわける

30代、妊娠を望んでもできないこともある。死ぬまで精巣が働き続ける男性と違い、年齢的なプレッシャーは女性にだけ重くのしかかります。
女性の社会進出がいくら謳われ進んでも、男性の家庭進出が進まなければ女性の負担は増える一方。
家事と育児だけでなく、管理職になり、手を抜けない仕事の責任に忙殺された挙句、パートナーから「女性としての魅力がない」と言われることも。
40代、自分には関係ないと思っていた子宮や卵巣の病気、乳がんなどが見つかることもあります。「私がいなくなったらこの人たちどうなるの?」40代の女性は家庭でも職場でも欠かせない存在になっているのです。
一難去ってまた一難
50代。子育てがひと段落し、仕事も順調な時期に影を差す更年期。イライラ・ドキドキ、あれほど嫌だった生理がなくなっていく不安…。調子が悪いとすぐに「更年期だから」とからかわれる。
そして親の介護。家事に仕事に、頑張り屋さんの女性ほど人に助けを求めたりすることに躊躇してしまうようです。
あっという間の60代。子どものこと親のこと、一区切りついてようやく自分の時間が持てると思った矢先に、自分自身の骨粗しょう症や認知症、パートナーの介護…。どこまでいっても、いくつになっても女性の苦労は尽きないようです。
そして最後にやってくるパートナーとの別れ。男性と女性の間には平均寿命に5歳の差があり、看取るのはほとんどの場合女性の役割であり、その後に自分の手で人生の幕引きをするのが女性の最期の仕事となっています。
女性であることを楽しめる「強さ」

女性の一生はつらく苦しいだけのものでしょうか?
いいえ、決してそんなことはありません。女性だからこそ楽しめることも、たくさんあります。メイクや髪形で女性は何度でも生まれ変わり、それはときに女性自身の性格を変え、周りに影響を与えます。
ファッションはジェンダーレスになりつつありますが、曲線美を引き立たせるスカートや、セクシーなハイヒール、可憐に魅せるレースやフリルなどは女性の魅力を後押ししてくれます。
力でこそ男性にはかないませんが、女性は強い生き物。
毎月おとずれる生理の不快症状をやり過ごす、精神力。
妊娠・出産・育児という命の神秘を通して鍛え抜かれた、生命力。
不調や病気を繰り返してなお長寿を全うする、回復力。
自殺の約7割は男性で、男女差の理由は明らかになっていません。
女性は幾多の困難を経験しても、自死を選ばない生き抜く力を持っています。
オンナの毎日は苦労が絶えないからこそ、荒波を乗りこなす術を知らず身に着けているのかもしれません。
女性という才能をいかす

オンナに生まれたことは損なんかじゃない、天から与えられた才能です!
その才能を、伸びしろいっぱいまで使いこなして、人生を楽しむべき!
しなやかな強さで逆境を乗り越える
正しい知識をもって不調や病気に負けない
歳を重ねることを怖がらず自信を持つ
女性が健康、元気でもっと賢く、もっと美しくなれば、社会が世界が、そして未来が輝く